こんにちは、鍼灸柔整師 齊藤達也です!
僕は柔道整復師、鍼灸師、NASM-PES、グラストン認定プロヴァイダーと4つの資格を持ち、この資格を中心に施術に当たり、患者さんの訴えを聞き今の症状や訴えからその患者さんに何が必要かを考え提案し、治療をしています。
柔道整復師や鍼灸師というのは皆さんもだいたいどういう事をするのかご存知かと思いますが、NASM-PESやグラストンに関しては知らない方も多いかなと思います。
今回は資格の説明をさせて頂き、僕がどのような治療を提供できるかという事を書かせて頂きます!
柔道整復師
柔道整復師とは骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷に対しての施術を得意としています。
骨折、脱臼の整復、患部の悪化を防ぐ為に応急処置や固定をしたり、回復を早める様に治療をする、関節が固まったり機能低下を防ぐ為にリハビリを行います。
国家資格であり、資格を有していると接骨院を開業する事もできます。
僕は高校生の時にラグビーをしており、ケガをした際に整骨院によく通っていました。そこで整骨院の先生と関わり、憧れてこの仕事を選びました。
20歳の時から整骨院で働き始め、院の中での外傷対応から、スポーツ現場での応急処置、スキー場の救護室の活動で外傷対応の経験を積んできました。
僕がこの仕事を選んだ最初のきっかけの資格であり、仕事をするにあたり僕のベースの部分でもあります。
鍼灸師
鍼灸師も国家資格です。
全身にあるツボ(経穴)を使い自然治癒力を高める様に治療を行います。硬くなったり、痛みが出ている筋肉にもアプローチし状態の改善を図ります。
血行促進作用、鎮痛効果、免疫力の向上、自律神経の安定が主な治療効果です。
僕は21歳で柔道整復師の資格を取り、29歳で鍼灸師の資格を取りました。
始まりが柔道整復師としてスタートしたので西洋医学寄りの診察、筋骨格、運動器へのアプローチをすることが多く、その中で鍼灸を使う事が多いです。
ただ臨床現場にいて自律神経が人の痛み、回復に大きく関与する所をたくさん見ています。
例えば、この痛みが取れるのか不安...仕事が忙しく睡眠がしっかりとれない...スポーツ選手で試合が近く気持ちが焦っている...など自律神経が不安定になると症状の回復が遅れる、経過が思うほど良くならないという事はよくあります。
こういう時には東洋医学的なアプローチ、鍼灸を用いて症状の改善を図ることを行います。
西洋医学的アプローチと東洋医学的なアプローチ、この2つを織り交ぜて施術する事によって良い結果が出る事はとても多いです。
長く続いている症状がある方は、一度鍼灸治療をしてみてはいかがでしょうか?
NASM-PES
NASM-PESという資格は一般の方々はあまり聞いたことがない資格かと思います。
NASMとは、National Academy of Sports Medicine(全米スポーツ医学協会)の略で、アメリカのアリゾナに拠点を置くパーソナルトレーナーの教育団体です。
PESはPerformance Enhancement Specialist(パフォーマンスを向上させるスペシャリスト)の略で、2つを合わせて、NASM-PESと言います。
障害予防やスポーツパフォーマンスの向上を指導できるように幅広い知識を学ぶことができ、アスリートから一般人までトレーニング指導ができる資格になっています。
患者さんを治療していて、手技をやり楽になってもまた戻ってしまう事はよくあります。
最近は痛みを取った後にそこで終わりではなく、しっかりストレッチをする、筋力トレーニングをするなどをして痛みが出ずらい身体づくりをする事が重要視されています。
その為に適切なトレーニングを患者さんに提供できるように、トレーニング専門の資格を取りました。
トレーニングに興味がある、ストレッチや筋力トレーニングのやり方を教えてほしいという方がいましたら気軽に聴いてみてください。
グラストンテクニック
グラストンテクニックとは特製のステンレス製の機器を用いて皮膚の上をこすり、筋膜、靭帯、腱などのいわゆるファシアに対してアプローチする治療法です。軟部組織モビライゼーション(IASTM)の一つです。
ファシアとは、最近テレビなどでも取り扱われて、耳にする事も増えてきました。
ファシアとは全身を包む膜、結合組織です。組織の間を埋めていたり、組織(骨、筋肉、心臓など)を包み一つ一つの組織を結びつけています。筋膜もファシアの一つです。
筋肉や靭帯の線維化、癒着や浮腫が起こる事により動作が鈍くなったり、痛みが出てきます。皮膚、筋肉上をこする事によって組織の線維化、癒着、浮腫を見つけ解消、リリースさせます。
その後、ストレッチや正しい反復動作を行う事で更に柔軟性が回復し、ファシアが整いパフォーマンスを向上させます。
現在、グラストンテクニックジャパン株式会社は2019年から株式会社Faslic(ファスリック)となり自社製オリジナルインストゥルメントを用いてファシアスリックテクニック(FaST)として活動されています。
僕はFaSTのインストゥルメントではなく、グラストンテクニックのインストゥルメントを用いて施術に当たっているのでグラストン認定プロヴァイダーと名乗っています。
ただFaSTの臨床研究会や活動には参加させてもらっています。FaSTのインストゥルメントはグラストンのインストゥルメントより改良されとても使いやすいです。僕もいつかは買い替えたいな~と思っています(笑)
まとめ
今回は僕が持っている資格の特徴について書かせて頂きました。
色々な資格がありますが、資格にも特色があり得意な分野というものがあります。
その資格の良いところを使って様々な角度からアプローチをし、症状の改善を図る様に治療していきます。
身体の不調、お悩みがある方は、気軽にご連絡してください!
症状改善の為に、一緒に頑張りましょう!!